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星の王子さまをはじめて読んだのでフィードバックしました。

こんにちはちかティーです。

このブログ記事をどういう方向性でいくかずっと悩んでいたのですが、当分の間は自分の「見た。読んだ。聞いた。体験した。」ことのフィードバックをしていくことにしました。

これを決めれたのも「インプット大全」を読んだお陰です。感謝です。

さてさて、今回アウトプットしたいものは「星の王子さま」

疲れた人や何か迷っている人にそっと寄り添ってくれる。心の在り方を優しく教えてくれる本

世界的にも半世紀以上前の作品でありながら、聖書の次に読まれていると言われているお話です。

恥ずかしながら星の王子さまの存在は知っていたものの、この歳になるまで読んだことはなかったです。

ですが、きっと今の自分が読むことで響く物語の中の言葉がいくつもあったように感じます。

何かに迷っていたり、疲れてしまった人に読んでもらいたいお話です。

人生のターニングポイントごとに読み返したくなる本でした。

星の王子さま 読み始め

正直、「星の王子さま」を読み始めた初めの数ページは「読みにくい。」「一体、何を言いたいのだろう。」と苛立ちとも似ている気持ちになりしました。

世界的に有名なお話であることは知っていましたが、自分には響かないように感じました。

物語の中でパイロットが砂漠に不時着して生命の危機に立たされている時も王子さまは呑気にヒツジの絵を描くようパイロットにせがんで来たあたりは、王子さまはなんてワガママで自分のことばかりで相手への思いやりがない奴なのだろうと腹立たしい気持ちになりました。

ですが、物語を読み進めるうちに「自分の事ばかり」なのは私自身なのだとハッとしました。

自分の「あーしたい、こーしたい。」などの欲求は全て自分のためであり、誰かのためではないことに気がつかされました。

星の王子さま 徐々に魅力が…

星の王子さまが自分の星を出て他の星々を転々と旅をしてそこで出会った人々は全て大人が題材でした。

1つ目の星で出会った人は「権威、権力で物事をどうにかしようとする大人」

2つ目の星は「面白みのない単調な大物気取りな大人」

3つ目の星は「自分を悲観し、殻に閉じこもって酒浸りな大人」

4つ目の星は「自分は有能だと言って周りの景色する見ない実業家な大人」

5つ目の星は「自分の仕事に誇りを持てず、そういう役目だからと諦めている大人」

6つ目の星は「目に見える事だけを信じる地理学者の大人」

この王子さまが転々と星を旅して不思議な人々出会うシーンはどこかアニメ、小説で有名な「キノの旅」を思い出させました。


キノの旅も星の王子さまが題材なのでしょうかね?

話は戻りまして、この星で出会った人の中で私は2番目に出会った「面白みのない単調な大物気取り」と自分は似ているところがあるように感じました。

2つ目の星にはその大物気取り1人しかいないのに称賛が欲しいと言って王子さまに称賛を求めていました。

この部分は物語を読み終わってから思い返してみると「誰もそのことについて気にも止めないのに自分は特別で凄いやつだと人に思ってもらいたい。そのために高級なものを買ったり、自分を着飾ったり、勲章を欲しがる」そういう部分が大人である私自身にも思い当たる節があったからだと思います。

結局そういう人は「全て世界は他人中心に回っている」のかもしれないですね。

星の王子さま 7つ目に降り立った星「地球」

いよいよこの本の中心とも言える地球での出会いです。

7つ目の星「地球」で出会った「キツネ」との話は大変興味深かったです。

正直、ここまで物語を読み進めなければ「星の王子さま」は「よくわからない本」で終わりだと思ってしまうほど重要です。

ここで出会った「キツネ」は大切なことを教えてくれます。

それは、どれだけたくさんの同じような物や動物、植物もその中の1つと同じ時間を共有して絆を結ぶとそれはもう「多くの中に1つ」ではなく「かけがえのない唯一無二の存在」になるということです。

物語でキツネが言った、

「人間たちはもう時間がなくなりすぎて、ほんとうには、なにも知ることができないでいる。」

引用元:星の王子さま P103

という言葉は真理を得ているのではないかと思います。

もう1つキツネは重要なことを言いました。

「いちばんたいせつなことは、目に見えない」

引用元:星の王子さま P108

私自身、心で物事を見るということをもういつの頃か忘れてしまうくらい前からしていないと思いました。

目に見えるものだけが真実ではない。

「心からの喜びや幸せは自分の心が決めることなのだ!」そう強く願います。

別のシーンで王子さまと鉄道員との会話で鉄道員が言った、

「人は、自分のいるところにけっして満足できない」

引用元:星の王子さま P110

という言葉もまさしく大人の真理でしょう。

十分に幸せであることもすぐに慣れてしまい、飽き、また別のものを欲しがり…。

終わりが見えません。

星の王子さま クライマックス

ラストシーンを読みながら、人は自分の心の在り方で目に見える世界が変わるのだと感じました。

星の王子さまで出てくる「花」も「僕も」「キツネ、蛇」、もちろん「星の王子さま」みんな目に見えているだけが本当ではないのでしょう。

全く同じ景色でも悲しい気持ちの時は悲しく、楽しく陽気な時は明るく世界は見えます。

このことは誰かと一緒だともっと実感できることだと思います。

例えば、美味しい食事をしても1人だと美味しいと感じてもそこまで楽しい気持ちにはならないでしょう。

一方で、大好きな人と一緒に美味しいものを食べるとそれだけで楽しさ、幸せ、美味しさも倍増します。

自分の心次第で何事も景色が変わり、豊かさを生むのだと感じました。

「目に見えることだけが真実じゃない」

「星の王子さま」は、心を豊かにするための方法が書いてある素敵な本です。

現代社会の流れは速すぎます。

コロナ渦の中で、何かに悩んでいたり、疲れた人にそっと寄り添ってくれる素晴らしい本です。